一、ボー
リンゲン、そしてベルク小路19番地
※このはな心理臨床ジャーナル様の御好意で掲載出来
ました。

二、シニアのための「やすらぎ」入門
「やす
らぎ」が大切
とよく言われています。とりわけ、シニアになったら「やすらぎ」たいものです。「やすらぎ」は心の癒しになりますし、身体の癒しにもなります。結果とし
て、活力も生み出します。もっと言えば、「ああ、生きていてよかったな」と、自然に感じられるようにもなるのです。
で
も、心からやす
らぐのはなかなか難しい。もし、やすらげているなと感じているのなら、あなたの心は健康ですね。普通は、そうはいかないのです。なぜでしょう。
仕事
人間、企業戦
士で、「やすらぐことは罪悪だ」と思っている方がいます。「何の趣味もないのでやすらげない」という方もいます。そうしたケースはさほど深刻ではありませ
ん。「やすらぐことは罪悪だ」と思っている方は、趣味と実益を兼ねた家庭菜園などに没頭してみてください。実益、実利があがることで、罪悪感が少し和らぎ
ます。ポイントは、自然と触れ合うことです。いずれ、自然があなたの罪悪感を緩め、癒してくれるでしょう。
「何
の趣味もな
い」といわれる方は、まずは家でごろごろしていてください。無理に「何かをしよう」と思わないで下さい。心が健康ならば、いずれ飽きてきます。「飽きる」
というのは健康な心の働きでもあるのです。飽きたときがチャンスです。外に出ましょう。歩いてみましょう。そのときのポイントは無理をしないことと、「い
くらか気持ちがよいかどうか」です。ほどよく身体を動かすことで、心は動いてきます。ましてや、いくらかでも気持ちがよければ、それまで眠っていた好奇心
が目を覚ましてきます。そうなれば、あとは無理せず好奇心を満たしてゆくだけです。ゴルフ、テニス、将棋、碁など具体的で、分かりやすいものだけが趣味で
はありません。好奇心がそこそこ満たされ、気持ちが少しでもよければ、それがあなたの趣味です。散歩でも、おしゃべりでも、何でもかまいません。すると、
自然に心が癒され、生きがいも生まれてくるのです。
ちょっと難しいの
は、根っから心が安らげない場合です。そうした方の心の背景には、余分な不安、罪悪感、傷ついた自尊心があることが多いのです。心身の病が隠れていること
もあります。そのような場合は、心の専門医や、身体の専門医、あるいは各種の信頼できる相談機関を訪ねてみてください。
先が
見えない現代
社会で「やすらぐ」ことは、実のところ難しい。でも、こういう社会であるからこそ、「やすらぎ」が大切なのです。繰り返しになりますが、「やすらぎ」が心
身を癒し、生きがいを生むのです。そして、結果として、心と身体に活力をもたらすのです。
了
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